以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
★4月1日(金)銀座迷宮ー田舎ねずみの生態ー HIOKING
午後13時、西新宿から丸の内線で銀座へ。
今日は久々のバイト掛け持ち。
銀座の卯波へ行くのは一ヶ月ぶりだろうか、14時INを目標に向かいました。
しかし、丸の内線って響きは都会を感じさせる。
銀座駅で降りる。
銀座駅から西新宿へ行くことはあったけど逆は初めて。
銀座駅って出口がいっぱい。
エーイここだ!とA1出口とやらを出てみる。
今日は天気がいいけど、日陰はちょっと肌寒い。
ぶるっと一瞬身震いが走り、辺りを見渡すと、見たことのない風景。
とりあえず、インスピレーションを頼りに歩いてみる。
電信柱に銀座五丁目とある。
卯波は一丁目である。
やばい。
上京したてのおのぼりさんのごとく銀座の華やかなビル迷宮を不安げに歩く田舎ねずみ。
ついつい上を見上げる感じで歩いてしまうのは、上京してからいっこうに変わらない。
見覚えのある建物が・・・歌舞伎座?・・・どひー、東銀座じゃないの。
じゃ、じゃ、じゃ、こっち行ってみようか。
14時INまであと15分。
こうなると昼食がとれるのかという心配まで重なって、プチパニックである。
タバコ屋さんで道を尋ねることにした。
「ここは六丁目だよぅ。一丁目はずーっと向こうだよ。」
タバコ屋のおっさんがずーっと向こうを指差しながら私を見る目が、この田舎ものめといっているようだった。
空腹は被害妄想までかきたてる。
ぎりぎり間に合って14時。
仕事しながらちゃっかりコンビニで買ったパスタを食べた。
その後、店主の宗男さんが買物袋を提げて出勤。
「わか、お好み焼き半分食うか?」
・・・い、いただきます!
こうして、田舎ねずみは都会でも飢えることなく、大きくなるのである。
PR