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以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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★3月29日(火)お鼻のお医者さん HIOKING

発表会の前日、耳鼻科に行った。

治療を終えて、目にいっぱい涙をためた私は椅子に座って会計を待った。

痛かったんだもん。

すると、男の子とお母さんが治療を受けにやってきた。

スリッパを履きながら彼は言った、

「もう今日は歯医者に行ったから僕のお医者さんは終わりでしょ?お鼻のお医者さんはママでしょ?」

母親は無視して彼をトイレに促し、受付へ。

6歳の彼が暴れるのでどこやらの先生に紹介を受けてきたそうで、よろしくお願いしますと言っているようだった。

・・・どうやらお鼻のお医者さんは君のようだよ。

6歳って言ったらもう小学生じゃないの。

病院をあんなに嫌がったことあったかな。

トイレから出てきて診察を待つ間も

「お鼻のお医者は僕じゃないよね。」

「大丈夫だから。」

「ねえ。僕はさっき頑張ったから、ママでしょ?ママだよね?」

「大丈夫だから。」

・・・絵本に集中・・・かとおもったら

「ママ、僕はいいんでしょう?」

「大丈夫だから。」

大丈夫としかいわないお母さん。

子供ってこうやってだまされるんだなぁと思いました。

診察受けて暴れるところまで見たかったけど、お会計の順番が回ってきてしまった。

思い出した、風邪のお医者さんのときはお母さんがファンタ飲ませてくれて、名古屋の病院のときはお父さんがピノを食べさせてくれて、手術で入院したときはおばあちゃんがトムとジェリーの時計を買ってくれた。

だまされるっつうより、モノにつられる子供だったんだな。

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