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以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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★4月11日(月)ロクセンマン HIOKING

今日は、みどりの窓口でバスの乗車券を購入。

5月に帰郷します。

心臓の検診があるんです。

万博目当てではないんです。

前にも書いたけど、右心室と左心室を隔てる壁に穴が空いているので心室中隔欠損症と言います。

この季節は、「ああ、そういや、心臓病だったっけか。」と年に一度たいそうな名前のついた持病を自覚する季節。

それほど、特別なことをしたことがない。

9日土曜日、ヤフーのニュースで17歳の青年が心不全で亡くなったとかかれていた。

心臓に血液が流れにくくなる拘束型心筋症で12歳のときに渡米、心臓移植を受け、高校に通えるくらいまで回復していたんだそうだ。

結局、慢性拒絶による心不全のために再移植が必要になって、6000万円が必要になった。

ロクセンマンエン・・・、想像もできない。

でも、高いんだか、安いんだかわからない。

もし、私の心臓の心室と心室の壁の穴が大きくなって、弁を損傷し、移植が必要になったらいくらかかるんだろう。

私の命はいくらになるんだろうなんて考えてしまう。

彼を応援する会のHPをのぞいてみたら、自分のことだから募金にばかり頼っていられないと、彼が生きることをつづった詩集をネットで販売したりして、募金等と合わせてたまった額は半分弱。

移植の影響で腎臓や肝臓までぼろぼろになってしまい、日本人初の再移植のための渡米は叶わないまま8日に彼は亡くなったんだそうだ。

残りの3000万、国でも何でもいいけどさ、どこかから借りられないもんだろうか。

残りの募金は治ってから集めますみたいな。

日本だけのことではないかもしれないけれど、当事者しか知りえない問題がたくさんある。

私たちは無関心と捕らえるべきなのか、皆自分の問題だけ、自分が生きるだけで精一杯なのか。

5月は、また先生にいろいろ聴こうと思う。

年に一度、当事者として。

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