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以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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☆2月9日(水) レディースデイ  rika

水曜映画レディースデイ♪

2本見ました。

「スーパーサイズ・ミー」と「ベルヴィル・ランデブー」

「スーパーサイズ・ミー」はアメリカのドキュメンタリー映画。

10代の少女二人が肥満になってしまったのはマクドナルドのせいだという裁判がアメリカであったんですよね。

それに端をはっした作品で、監督自ら実験台になり、30日間3食マクドナルドのメニューしか食べないとどうなるかというドキュメンタリー。

いやいや。

しばらくマックはいいや・・。という気分になる一品。

作品としては私は面白かったけど、隣の隣にすわってたギャル系のおねいちゃんはぐーぐー寝てたね。

アメリカの学校の給食の実情なんてのもでてすごかった。

お菓子と炭酸飲料だけでランチを終える子とかいて、なんかそれでいいの??ってかんじ。

そして、日本の食文化ってすばらしいなあと思いました。

和食はヘルシーだし、いろんな種類の料理が簡単に手にはいるもんね。

「ベルヴィル・ランデブー」はフランスのアニメーション作品。

「絶対好きだとおもうよ」と友人にすすめられていってきましたが、いやあ、おもしろかった。

ほとんどセリフはないんです。

そのかわり個性的なジャズ音楽がふんだんに使われていて。

思わずCD買っちゃったよー。

主人公はおばあちゃんと孫息子。

戦後まもないフランスを舞台に、自転車レーサーの孫をマフィアに誘拐された祖母が決死の救出劇を繰り広げる様を描く。

しかしほんとシュールでナンセンスな世界で人物もかなりグロテスク。

幾何学的にデザインされた登場人物たちがありえない物語を展開していくんですよ。

でもなんだかひきこまれて、ラストがまたにくいんです。

オススメです☆

★2月9日(水)コーヒー日和 HIOKING

夕方、先日の日記に書いた焼き鳥焼きとんのとんでれらへ向かった。

今日は心が急いていた。

砂肝とモモを1本ずつ注文。

店の奥の小さなテレビの中、川平慈英が鼻息を荒くしている。

「そっか、今日はサッカーやるんだったね。」

ポケットに入れたものをいつだそうかとモゾモゾしながら

話すと、

「そうそう、今日みたいな日は暇なのよね。」

と返事が返ってきた。

・・・・・・・・。

「おじちゃんはどうしてるの?やっぱり悪いの?」

おばちゃんの顔が赤くなった。

「おじちゃん死んじゃった。それでおばちゃん元気ないの、ゴメンネ。」

小さな声。

ああ、また遅刻してしまった。

それで心が急いていたんだ。

普段は遅刻なんてめったにしないのに、私は逝く人を送るのに遅れる癖があるらしい。

間に合わなかった情けない思いで私はポケットから巣鴨のお守りを出した。

涙も一緒に出た。

おばちゃんが笑顔を作って

「遅いよー。生きてるうちにくんなきゃー。もー、ありがとうね。」と言った。

泣いているのか笑っているのかわからなくなった。

こちらからは見えないから気付かなかったけど、冷蔵庫の陰におじちゃんの小さなご仏前があるらしい。

お守りを供えながら、

「おじちゃんはとっても苦しそうでね。おばちゃんは楽になるなら早く逝かせてあげたいと思ってた。だからちっとも泣かなかったの。でも、おじちゃんが死んじゃったら何もかもが哀しくなったのよ。でもね、おばちゃんにはファンがたくさんいるから泣いていられないの。おじちゃんはおばちゃんの手をぎゅっと握って死んだのよ。」

・・・。

サッカーで暇な日にたまたまやってきてしまったお客のお兄ちゃんたち、おそらく常連ではないんだろう。

私とおばちゃんの涙にぎょっとしていた。

「ほい。おまたせ!」

袋にはいつも通りずっしり4本。

モモと間違えてササミが入っていた。

いつも絶妙な塩加減の砂肝が今日は塩っ辛かった。

おもいっきりほうばった。

今夜は紅茶よりコーヒーがうまいよ。

やすらかに。

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