以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
☆6月26日(土) 今日はおばちゃん HIOKING
土曜日なので、ダンスです。
ホント、暑いですね。
玉川上水駅を降りて、川沿いをいつもどおり歩く。
背中がじっとり。
歩いてるだけなのにね。
川沿いの木々は同じ種類がずっと並んでいるわけでなく、いろんな種類いろんな年齢が並んでいる。
今日もお目当ての木の実を求めて一本の木の下に立って食べられそうなのを探しました。
手の届きそうなところには全然木の実が無いんです。
虫も鳥ももっと上の方のを食べてよ!
昔話のカニのように上の方の木の実をうらめしそうな目で見ていると、女性に話しかけられました。
『何か珍しい虫でもいるの?』
お散歩中といった風情の、年頃はちょうどウチの母さんぐらいのおばちゃんでした。
「いえ、この木の実子供の頃によく食べたから懐かしくって。でも、手の届くところはほとんど全滅で。」
『なんだったかしら、ぐみの実じゃなくって・・・。ド忘れだわ。』
残念、名前が知りたかったのに。
『朝一で摘みに来る人がいるからねぇ。あっちのほうにはイチョウの木があって、秋になるとこの辺の人は皆拾いに来てるわよ。』
・・・ライバルは虫や鳥じゃなかったのか。しかも皆収穫の時期を心待ちにしているとは。
「あっちには、梅とか栗もありますよね。」
『そうそう、皆拾ってるわよ。この実は駅の近くにもなってるわよ。』
「へー、気づかなかったぁ。」
『あなたなんか若いんだから登ぼんなさい。』
なーんて、木の実の話をして別れました。
このおばちゃんすき。
・・・でも、私が登ったら枝折れますよ。
PR
この記事にコメントする