以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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☆7月2日(金) おもひでぽろぽろ HIOKING
疲れて帰宅すると、TVで宮崎監督のおもひでぽろぽろが流れていた。
当時、私は小学生だったか中学生だったか。
観たのは映画館ではなかった。
お母さんのお友達の家。
ウチのお姉ちゃんと同級生の息子と二人で暮らしていたおばちゃん。
諸吉さん。
初めて会ったのは小学1年くらいで、家にいつもジュースを配達に来ていたんです。
諸吉さんの家でこの映画を見たころには諸吉さんは病気で、自宅で療養していた。
夕食の後、母が毎日お見舞いに行っていた。
私は他人の家にお邪魔するのがすきでよくくっついていっていた。
アルツハイマーと聞かされていた。
脳に障害が出て記憶を失っていくいわゆるボケのような病気ではなく、筋肉の機能が低下していき、自分では動けなくなる病気と記憶している。
くわしいことは実はよくわからない。
ただ、私が小さかったせいか、バレーボール選手のような健康的で背の高い印象をもつおばちゃんがだんだん動けなくなって寝たきりのようになった姿は、今思うと結構ショックだったんだなぁと思う。
この映画を観ると断片的な思い出がぽろぽろと溢れて、さみしいような気持ちになります。
友達が死ぬのってどんなだろ。
母のように人を見送れるのは素敵だと思う。
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