以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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☆11月9日(火) 誕生日 rika
幼いころは
洋菓子のボンボンのまあるい大きなバースデイケーキがたのしみでたのしみでしょうがなかった
父が写真を撮ってくれて、母がケーキを切ってくれる
毎年、毎年
「あんたは日曜日に産まれたで病院で割増料金とられたんだでね」
と、母はいう
今年は数年ぶりに実家で過ごす誕生日
洋菓子のボンボンのケーキじゃないけれど、母が買ってきてくれた小さなバースデイケーキを食べた
おかあちゃん
おとうちゃん
私を産んでくれて
どうもありがとう
★11月9日(火) ワンダフルライフ HIOKING
藤間かほる先生がなくなったそうです。
カトケンの生徒ならわかるでしょうが、あかね先生のお師匠さんです。
私は牡丹燈籠のときに先生にお世話になりました。
それから発表会のお手伝いしたっきり。
行きたい行きたいと思いながら、金銭的理由やら、何やらで随分ご無沙汰していました。
ここんとこずっと、そういう別れが続いてる。
私は、不義理な人間だと思い知らされた。
先生のこと思い出してみる・・・。
御稽古に通うと、まず着付けチェック、絶対始めっからやり直しになる。
所作や作法のダメだしが入り、正座をしてお茶を飲みながら30分以上正座をする。
大抵は踊る時間がなくなる。
まだ踊らせてもらえる段階じゃなかったの。
でも、それが楽しくてね。
自分に厳しくて謙虚で、かっこいい女性。
お茶をしながら、人生のこと、歌舞伎の世界のこと、私自身のこと・・・いろいろ話した。
やすらかに。
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