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以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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★5月12日(木)未来予想図 HIOKING

今回の帰省のメインイベント、心臓検診に行ってきました。

病院の壁には幼稚園並みに折り紙や色紙で作った動物さんの笑顔が並んで、天井からも動物が吊ってある、遊園地みたいじゃないか。

生まれたころからお世話になっている長島先生は小児循環器科の名医なんだそうです。

ずっと名大病院で検診をしていただいていましたが、三年前から愛知小児医療福祉センターのセンター長に就任。

小児科とはいえ、名大病院は小児科だけじゃないんで大人も来るけれど、愛知小児医療福祉センターはぜーんぶ小児科。

はずかしい。

今回の結果も「良くも悪くもなってません」で、26年間ずーっとおんなじ。

東京で風邪引いたときに診療所の先生にいわれた質問をしてみた。

「今の若いうちなら手術をする体力もあるんだし、手術しないんですか?いい年だし、今後出産なんかすることにでもなったら、心臓は障害になるんじゃないんですか?先のことが知りたいです。」

付け加えて、

「・・・・ま、そんな予定もないですけどね、へへへ。」

この先、私が心臓を原因に命を落とす可能性・・・そんなものは神のみぞ知るだよね、わかってるんだけど、どう質問したら自分で自分が理解できるのか。

中途半端な症状なのはわかるんだけど、どのくらいの危険をはらんでいるんだか。

したらば、

『そうかそうか、うんうん。症状が小さすぎて本当に手術の必要がないんだよ。ただし、心臓の穴の周りにバイ菌でもついたら手術することになるけど。それは低い確率なんだ。でも、全くないとは言えない。その部分においては人よりリスクを背負っていると言える、まあ、そういうことなんだよ。だから、虫歯に気をつけることなんかは必要なことだよ。あと、現状でも妊娠・出産は問題ないから。”予定はないんですけど”なんて言わないでよ、若いんだから。最近の日本の女性は子供を生まない人が増えてるからねぇ。』

ここから日本の女性についての語り・・・。

「・・・・・じゃ、じゃあ、がんばります。」

先生も看護婦さんも笑っていたが、こう答えるしかあるまい。

結局、中途半端な症状で、当然先生にもこのくらいしか答えようがないんだろうってことしかわからなかった。

未来は誰にも見えない。

夜、帰宅した父が私に言った。

「長島先生元気だったか?」

私の検診に行ったのに、なぜ真っ先に先生の健康を気にするか?

まあ、気持ちはわかるけどさ。

親戚のおじさんに会いに言ったんじゃないんだよ?

でもこれって前にも同じような・・・・デジャビュ?・・・いや、昨年の検診のときに母も同じこと言ったわ!夫婦って・・・。

さて、今夜の献立は、父お得意のボンゴレスパゲッティ、筍の煮物、豆腐とこんにゃくの田楽・・・ミラクル。

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