以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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★10月14日(木) 愛し人生 HIOKING
友達の芝居を観て、ふらふらと帰宅。
近くのディスカウントストアでヨーグルトを買う。
この店は店員の好みで有線を流しているようで、時々なつかしい曲も聴ける。
店を出てアパートへの道すがら、背後から女性の歌声が聞こえてきた。
さっきから店で流れている聴いたことのない洋楽。
まだ店から聴こえてくる、それに合わせて女性が口ずさんでいたのだと気付く。
誰かと歩いているみたい。
我慢して前向いて歩いた。
「こんなところでこの曲が聴けるなんて。これ大学受験のとき聴いてた。受験の曲だよぅ。」
高めの綺麗な声が響く。
一緒に男性の声が聴こえて来た。
我慢できなくなって振り向くと、30代くらいの男女でした。
男性は暗がりでの見た目にもおじさんって感じがする。
しかし、なんだか二人の声はさわやかに夜に響いた。
夫婦だか恋人だかしらないけれど。
大学受験のときの曲か。
懐かしい曲を聴いて思い出がフラッシュバックってのはよくある。
今日は彼女を見て、ああ、この人にも重ねてきた時間や大事な思い出がたくさんあるに違いないと思った。
そして、この先彼女や彼の人生に関わることは無いだろうなと思うと、かえって素敵に思えてくる。
いい夜です。
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