以前のHPで、2004年2月~2006年10月まで綴った三人の日記です。
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☆4月16日(金) 隣 HIOKING
駅にはいろんな人がいます。地下なので、浮浪者と呼ばれる人も雨風しのげて快適に暮らしているようです。
中には顔馴染みというかよく見かけるひともいます。
今日見かけた女性は一見、一般にイメージされる不潔な感じや臭いはないので浮浪者には見えないかも。時々薬局の前に座っているのを見かけるだけです。
いつもはそこにいてもチラっと視界にはいる程度でまじまじと見つめるようなことはしません。なんだかいけないことのような気がして。バイト中だったり、また頭の電池切ってたからってのもあるけど。
今日、彼女は怒っているようでした。聞こえなかったけど、喋っていました。眉をしかめて、ものすごい形相で喋っていました、彼女の隣の中空にむかって。まるで、隣に誰かいるようでした。
今までにいろんな一人芝居をみたけど、そのどれよりもリアルな一人芝居を見ているような気持ちになった。
当然、彼女は芝居をしているわけじゃないんだから、やっぱり何かが見えていたんだろうな。
一体、何が見えていたのだろう。
正気じゃないとか言って片付けたくないない、隣に誰かが確かに居た。
ショックというか。目に焼きついてしまったので、書いてみました。
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